海賊とよばれた男
百田尚樹は、天才だ。
『永遠の0』もそうだったけれど、
とにかく感涙の連続。
本当に何度泣いた事か。
電車内でも泣いてしまったよ。笑
ここまでの困難が襲って来ても、
それでも挫けない、信念を曲げない。屈しない。
その姿に、主人公の器の大きさを見る。
出光興産の創業者をモデルとしていて、
戦争が終わって間も無い時代から、
自分や会社の為ではなく、日本というこの国のために、
石油を普及させるべく世界と戦う、世界規模の話。
なんて言っても、私も読むまでその凄さが分からなかったから、
読むか、今度12月頃にロードショーの、映画を観たらいいと思います。笑
お偉い方々が大絶賛していたので読んでみたんだけど、
読むとその意味がよく分かる。
経営している方々は、経営者としてのあるべき姿を、そこに見るんだろうな。
上下とあって比較的分厚めだけれど、その上下に人の一生が描かれているから、
ほんの一瞬や人生の一時の話ではない、
壮大で内容の濃いお話でした。
ちなみに海賊とよばれた男に、
永遠の0の主人公もちらっと出て来るから、
どちらも知っていればより楽しめると思う。