女のいない男たち
映画をババッと更新したけど、
読書したものも書いてこう(´ω`)笑
村上春樹短編集。
ずっと読もうと思っていたけれど、
そのままになっていた。
でも読み始めたら、エンジンを掛けた車の様に
気付いたらするすると読み終わっていた。
面白かった。
村上春樹作品の、
知的で、上品な男女が出て来るところが好きだ。
嫌味っぽくない。
日常からふと非日常に足を踏み入れてしまう(大抵何かしらの前触れを持って)ところが好きだ。
村上春樹の作品は、
1Q84と、多崎つくると彼の巡礼の年と、
ノルウェイの森は読んだ。
『ノルウェイの森』と書いて思い出したんだけど、
ノルウェイの森というのは当然の如く、
ビートルズの曲であって、
今回の『女のいない男たち』にも、
『イエスタデイ』という作品が含まれている。
この作品、関西弁が良かった。
何だか不器用なところも。
私はビートルズが好きだから、
ビートルズが好きな人って、つい愛おしく思ってしまう。
村上春樹の作品自体は、きっとまだ読んでいなくて面白い代表作が沢山あるから
他のものも、機会があったら読みたいな。
でも私は短編の方が好きだから、
この作品は合っていたと思う。
あんまり気負わずに読めるから。
男女の違いを感じたり、
別作品内の同じ地名から、あれ?と思ったり
運命の悪戯を垣間見たりした。
面白かった。